児童ら福祉施設に古布寄贈 4年ぶりに実施

JAあづみ
施設利用者(左)に古布を寄贈する白坂委員長(右)
施設利用者(左)に古布を寄贈する白坂委員長(右)

安曇野市立豊科北小学校児童会の収集委員会とPTA施設部は24日、JAあづみが運営する通所介護施設「あんしんの里南穂高」へ、トイレや入浴の介助などに使う古布を寄付した。同会と施設部は毎年、古布を集めて同施設に寄付している。コロナ禍を経て4年ぶりに実施した。
委員会の児童らは手書きの古布募集チラシを作成し、10月中旬頃、全校生徒に配布。各クラスには回収ボックスを設置し、古いシーツやタオル、古着などを持ち寄るように呼び掛けていた。23日までに段ボール箱12箱分を回収。使いやすいよう20センチ四方にカットした。児童会収集委員会や施設部、学校関係者ら約20人が施設を訪れ、施設利用者に古布3561枚を手渡した。
白坂勝仁委員長(12)は「使わなくなったものを再利用してもらえたら嬉しい」と話した。
管理者の小林三香子さんは「介護度の重い利用者さんが増加し、布を使う機会が増えているので大変ありがたい。1枚1枚大切に使わせていただきます」と喜んでいた。

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