西箕輪小5年生「脱穀」に挑戦 青壮年部が使い方を教える

JA上伊那
昔ながらの脱穀に挑戦する児童(長野県伊那市で)
昔ながらの脱穀に挑戦する児童(長野県伊那市で)

JA上伊那は食農教育の一環として毎年、管内の小学5年生を対象に「お米学習教室」を行っている。同JA青壮年部や地元農家、保護者らが協力。今年は17校が参加し、米作りの苦労や楽しさを学んでいる。
10月13日、伊那市西箕輪小学校5年生はお米学習教室の一環として、JA上伊那青壮年部西箕輪支部の部員に脱穀機の使い方を教わりながら、手作業の脱穀に挑戦した。今回、脱穀した稲は5月に児童らが手で苗を植え、9月に鎌で刈り取ったもの。児童は初めてみる脱穀機に苦戦しながらも、すべての米粒が落ちるよう丁寧に作業。昔ながらの脱穀作業を1人1束ずつ体験した。
同支部の唐澤和幸副支部長は「昔ながらの農業を体験してもらい、将来に活かしてほしい」と話した。

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