あすなろ農園サツマイモ収穫

JAみなみ信州
メンバーのサポートでサツマイモを収穫する園児(長野県飯田市で)
メンバーのサポートでサツマイモを収穫する園児(長野県飯田市で)

飯田市松尾の寺所あすなろ農園は2日、メンバー14人が同市松尾のおよそ3アールの畑で同市の聖クララ幼稚園の年小園児20人とサツマイモの収穫作業を行った。地元農家を中心に地域住民20人ほどで遊休農地を活用し農産物を栽培している同農園では、同園のほか松尾東保育園、こども発達センターひまわりの子どもたち総勢140人とジャガイモやトウモロコシ、サツマイモを育て農の大切さや楽しさを伝えている。
この日園児は同農園メンバーのサポートを受けながら小さな体で一生懸命掘り、自分たちの顔ほどもある大きなサツマイモを次々と収穫した。「大きいのがとれた」「こっちにもあるよ」と歓声をあげながら作業を楽しみ、20分ほどで買い物カゴ7個がいっぱいになるほどのサツマイモを収穫した。
同園代表の林豊さん(72)は「園児たちは毎回作業を楽しみに来てくれ、メンバーも子どもたちから元気をもらっている。今後も活動を続け交流を楽しみながら農の大切さを伝えたい」と話した。
同園の中山はるか先生は「土に触れ手で収穫することで普段食べている物がどのようにできるか知ることができ、食べることのありがたさを学べる。地域の皆さんの協力に感謝します」と話した。
収穫したサツマイモは園児が家庭に持ち帰るほか、給食でカレーの具材にして味わう予定。

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