収穫の喜び感じて サツマイモの収穫に笑顔

JA松本ハイランド
収穫を喜ぶ園児
収穫を喜ぶ園児

JA松本ハイランド山形支所は10月11日、東筑摩郡山形村の山形保育園の畑で、年長園児49人と6月中旬に植えつけたサツマイモの収穫を行った。同支所の支所協同活動「夢あわせ農園」の一環として、野菜の育つ過程や自然と向き合うことの難しさ、収穫の喜びなどを体験し、農業に興味を持ってもらおうと実施。今年度はサツマイモのほか、枝豆やトウモロコシ、ジャガイモなどの栽培にも取り組んできた。
当日は、同JA青年部山形支部の役員やJA職員ら6人が手伝いながら、収穫を体験。園児たちは小さな手で一生懸命に土をかき分け、サツマイモを見つけると「大きいのがあったよ!」「たくさん出てきたよ!」と歓声をあげて次々と掘り出し、笑顔で収穫を楽しんだ。収穫したサツマイモは、同園で11月に行われる焼きいも会のほか、給食などで味わう。
同支部の唐沢康裕支部長は「収穫体験を通して、収穫の喜びや自然との触れあいを楽しんでもらうことができた。今日の体験がよい思い出となり、農業を身近に感じてもらえたらうれしい」と話した。
今後は、来年の年長園児が収穫を楽しめるよう、にんにくと玉ねぎの植えつけを行うほか、11月には同村の特産であるナガイモを収穫する予定だ。

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