秋冬に向け今年二度目の目揃い アルストロメリア秋の目揃会

JA松本ハイランド
出荷規格を確認する生産者(2日 長野県松本市で)
出荷規格を確認する生産者(2日 長野県松本市で)

JA松本ハイランド花き部会共選部アルストロメリア専門部は10月2日、松本市にある同JA花きセンターにてアルストロメリアの目揃会を開催した。部員約9人が出席し、秋冬の出荷に向けての規格を統一した。
同JAの営農指導員が夏季とこれからの販売情勢を報告したほか、大田市場にて宣伝と販売促進のために県内4JAが協力してアルストロメリアの合同販売を行うことを伝えた。また、10月に入り気温が急激に下がったことから、ハウスの開閉を行い昼間は花が焼けないようにハウスを開けるなどハウスの温度調整に注意する事や箱詰めの際、花が折れないようになど選花選別への注意の呼びかけを行った。
同JAのアルストロメリアは水揚げや花の管理を工夫し、日持ちが良いことが特徴。新型コロナ感染症が5類に移行したことで冠婚葬祭やイベントの需要が高まり、今年のアルストロメリアは特に引き合いが強い状況が続いている。生産者も増加傾向にあり、現在13人の部員が在籍しており、来年はさらに2人増える予定だ。
同部会の西村茂夫部会長は「しっかりと管理をして、購入したお客様の家を華やかにでき、市場にも喜んでもらえるような、いいものを出荷していきたい」と話した。
秋作のアルストロメリアは10月上旬からはじまり、関東や関西方面に出荷。年を通して20250ケース出荷する予定だ。

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