イナゴの佃煮づくりを体験

JA佐久浅間
イナゴの足と羽をとる児童ら
イナゴの足と羽をとる児童ら

JA佐久浅間と同女性会は10月5日、佐久市立野沢小学校で行われたイナゴの佃煮づくりに講師を派遣した。
同校では、学校周辺の田んぼに生息しているイナゴを捕り秋の季節を感じ、伝統行事を楽しむ事を目的に「イナゴとり集会」を1983年から毎年開催している。当日、全校で捕ったイナゴは1.2キロ。
今までは地元の商店へ持ち込み調理を依頼していたが、今年は6年生の児童30人が講師の指導を受け調理。イナゴを熱湯で赤くなるまで茹で、足と羽をむしりカリカリになるまで煮詰めた。
指導した同会員の上原悦子さんは「イナゴの足と羽がついたままだと口の中に残るので注意してむしること」などアドバイスした。
生徒は「イナゴとりは楽しいけど、煮るのは大変」と話した。
JAは今後も地域の食や農業への理解を深めるため学校に講師を派遣する。

MENU