秋映初出荷

JA信州うえだ
秋映を選果する
秋映を選果する

JA信州うえだは、9月27日リンゴの中生種「秋映」を上田市で初選果した。選果時期は例年並み。管内産リンゴ中生種の出荷スタートとなり、27日に選果した250ケース(1ケース10キロ)を首都圏の市場に初出荷した。
秋映は、甘み・酸味のバランスが良く、食味が良いのが特徴。10月上旬から出荷する中生種の主力「シナノスイート」まで、売場を確保する主要品種となっている。
JA営農指導部によると、2023年産は凍霜害の影響でさび果などが散見されるが食味や肥大は良い。7・8月の高温で熟度が先行していることから、早めの収獲を呼びかけている。
選果場では、スタッフが傷の有無やさび、へこみなどを一個ずつ確認。選果機のセンサーで色、熟度等を判定し、3等級に分けて箱詰めした。
23年産の「秋映」の出荷計画は2万5千ケース。
出荷作業は9月中旬・下旬をピークに10月下旬まで続く。10月上旬には「シナノスイート」を出荷し、「秋映」「シナノスイート」「シナノゴールド」など3品種を11月上旬までリレー販売する。11月上旬からはサンふじの出荷が始まる。
営農指導部は「適時収穫を心がけて欲しい。品質の良いリンゴを消費者に届けたい」と話した。

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