地元小学校でJAブース出展 手づくりパネル展示をヒントに「食農クイズ」が好評

JA信州諏訪
食農クイズを楽しむ児童やその家族
食農クイズを楽しむ児童やその家族

JA信州諏訪諏訪支所は10月7日、諏訪市の城南小学校の秋祭りにブースを出展した。同支所役職員17人が参加し、手づくりのパネル展示で地元農産物やJA事業を紹介。食農クイズが人気で、楽しみながら農業やJAについて知ってもらった。
この取組みは2017年から、地元小学校の児童からその祖父母まで、多くの人が集まる機会にJAをPRすることを目的に行っている。JAブースの他にも、ワークショップやアクセサリーの販売、バザー、ゲームコーナーなどがあり、児童は友達や家族とさまざまなブースを巡って満喫する1日となる。
今回は、同支所の牛山芳和支所長を中心に以前のパネルをリニューアルした。管内の野菜・花きの主力品目やJA直売所、A・コープ店計8店舗を掲載。また、リンゴの代表的な品種や、JAの新規栽培推奨品目の水稲品種「つきあかり」と「小玉スイカ」の紹介コーナーを制作した。
食農クイズは、パネルをヒントに回答してもらった。「一般的な呼び名はセロリだが、生産地のJAではなんと呼んでいる?」「JAで力を入れて作り始めているお米の品種は?」など5問を用意。児童はパネルをよく読みながら、クイズを解き進めていた。
小学6年生の女の子は「全問正解できた。諏訪地域の野菜や果物について知らなかったが、勉強になった」と話していた。
牛山所長は「わかりやすく、楽しく学べるパネル展示にしたいと思い、準備を進めてきたので、子どもたちから好評で嬉しい。JAと農業を知ってもらうきっかけになれば嬉しい」と話していた。

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