真っ赤なリンゴ採れたよ 農業体験講座で収穫体験

JAあづみ
収穫のポイントを手ほどきする帯刀さん(右)と参加者
収穫のポイントを手ほどきする帯刀さん(右)と参加者

JAあづみは8日、安曇野市三郷のリンゴ農家・帯刀洋亮さんの園地で農業体験講座「あぐりキッズスクール(果樹コース)」の最終講座を開講した。14家族32人が参加し、たわわに実った「オリジナルリンゴ」をもぎ取った。前回の講座では文字やイラストのシールを果面に貼り模様をつけていた。
帯刀さんやJA職員が収穫作業のポイントを説明。帯刀さんは「果実を優しく持ち上げるように採ると上手に収穫できる」とアドバイスを送った。
残暑の影響で日焼けなどが心配されたものの、寒冷紗をかけるなどの対策を講じたことで真っ赤に実った。この日を待ちわびた参加者は、それぞれが手掛けたシールを剥がすと、リンゴの表面に文字やイラストが浮かび上がり、歓喜の声や笑顔が広がった。それらを収穫し家族で記念写真を撮ったり、その場で丸かじりするなど農業の醍醐味を味わった。
曽根原桜さん(9)は「枝から綺麗に採れたときは嬉しかった」と笑顔で話した。
営農経済事業部の丸山昌則次長は「農家の苦労を感じ、地元の物を食べて応援したいと思っていただければ」と話した。

MENU