オリジナル水田用土づくり肥料予約受付

JA信州うえだ
稲作土力チラシ
稲作土力チラシ

JA信州うえだは、JA全農長野の協力によりオリジナル水田用土づくり肥料「稲作土力」を商品化した。この肥料は、水稲の倒伏防止、食味向上、秋落ち防止、ガス湧き抑制、施肥コストの低減と省力化を目的として同JAが開発した水田用総合土づくり肥料。
苦土2.0%・マンガン2.0%・けい酸22.5%・アルカリ分27.0%の成分保証。10アール当たり45キロの施肥量。従来の肥料では10アール当たり60kg必要であった。また、従来品の土づくり肥料は、一袋の重量を20kgであるが、15kg袋に軽減したことで、高齢者・女性でも運びやすく、また省力化とコストの低減を図っている。
この肥料は、同JA管内の水田土壌調査結果を反映させた成分となっている。特に、少ない施肥量でもケイ酸等を確保できるようにしている。
また、苦土・マンガンなどが含まれ稲の生育に必要な鉄が含まれている。苦土は食味の向上が期待でき、マンガンや鉄はガス湧き等による根の傷みや秋落ちを抑制する効果がある。
営農指導部は「恒常的に様々な肥料の効果を実験し、当JAに合う肥料を研究してきた。この度、近年のコロナ禍の影響に伴う需要減による価格の低迷、肥料価格や原材料価格の高騰で稲作農家の経営を圧迫している。この稲作土力を使用することで、稲の健全化による生産量の安定確保及び作業の効率化とコストの低減をはかってもらいたい」と話した。

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