いざという時慌てないために 葬祭・相続について学びを深める

JA松本ハイランド
真剣に話を聞く参加者
真剣に話を聞く参加者

JA松本ハイランド女性部神林支部と同JA神林支所くらしの専門委員会は合同研修会として10月3日、「JA虹のホール芳川見学会」を開いた。30人が参加し、普段じっくりと見ることのできない虹のホールの施設見学のほか、近年の葬祭やいざというときの相続について学びを深めた。
当日は研修として、近年増加している家族葬やさまざまな宗教での葬儀にも対応した同ホールや併設された通夜専門施設の「彩夕館」を見学。その後「いまどきの葬祭事情」と題して同ホールの職員が近年の葬祭傾向や、自分の葬儀について考えるきっかけとして活用できるエンディングノートの書き方などを紹介した。また、同JA金融部貯金課の花村裕課長が「いざという時に慌てない相続の話」として、相続順位や法定相続分といった相続の基本についてや相続が「争続」にならないための対策などを説明。いざという時はいつ訪れるか分からないため、相談窓口の活用など事前に整理しておくことの大切さを伝えた。研修後は同ホールの折詰料理の試食を行い、参加者同士の親睦を深めた。
同支部の三島幸子支部長は「普段葬儀を行う場所で話を聞くことで、身の引き締まる思いがした。参加者にとって自分の今後や家族のことを考えるきっかけとなってくれたらうれしい」と話した。

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