くらしと農業のよりどころに A・コープリカまつかわ店リニューアルオープン

JAみなみ信州
開店直後にぎわう店舗(長野下伊那郡松川町で)
開店直後にぎわう店舗(長野下伊那郡松川町で)

下伊那郡松川町のA・コープリカまつかわ店は6日、リニューアルオープンを迎え8日まで記念イベントを行っている。各日お買い得商品特売のほか、買い物をした友の会会員には記念品を贈呈する(数量限定)。初日の6日には9時のオープンを前に100人以上が並び、開店直後は入場制限を行うほどにぎわった。先頭で並んだ松川町の清水美智子さん(74)は「生産者の直売コーナーが魅力で普段から通っている。どんなふうに変わったのか楽しみ」と開店を待ちわびていた。
開店前の朝礼では同JAの寺沢組寿男組合長ほか同JA役職員、同JA女性部松川支部役員、全農長野職員、同店生産者直売部会役員、㈱長野県A・コープ関係者、同店スタッフおよそ50人が参加しオープンに備えた。
同店リニューアルには同店利用者懇談会や同JA女性部松川支部から出された生産者や地域の要望も取り入れた。“店舗の顔”となる生産者直売コーナーの充実を図り、この日も「くだものの里」ならでは、梨やぶどう、りんごなど生産者が持ち込んだ新鮮な農産物が豊富に並び売り場を彩っていた。信州産食材を使ったお総菜売り場や精肉コーナーの充実、幅広い世代のニーズに応えるため手軽に食事がとれる商品も増やした。一部陳列棚や冷ケースを新調し、店舗全体のイメージカラーもブラウンをメインにした落ち着いた雰囲気に変更した。
同店の織井浩樹店長は「くだものの里まつかわにある店舗として直売コーナーの充実が自慢。これまで以上に地域の皆さんに親しまれ、くらしと農業のよりどころとなるような店づくりを行っていきたい」と話した。

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