すずたけ20周年記念式典 JA助け合いの会などに感謝状

JA上伊那
感謝状を受け取る宮下副会長
感謝状を受け取る宮下副会長

JA長野厚生連富士見高原医療福祉センターが運営する老人保健施設すずたけは9月27日、20周年を記念して施設構内で式典を開いた。入所者や利用者、同施設の職員ら約20人が出席。テープカットや、同施設でボランティア活動を行うJA助け合いの会などに感謝状贈呈を行った。
同施設では20周年を記念して正面玄関前の庭を整備。施設名の由来でもあり、縁起物で生命力の象徴とされるスズタケを植えた。式典で麻沼奈穂子施設長が苔玉を設置し、庭が完成。完成祝いと施設のこれからの飛躍を願って、入所者・利用者の代表者とともにテープカットを行った。
その後、麻沼施設長からJA上伊那伊那地区と東部地区の助け合いの会、みすずそばの会の代表者に感謝状を手渡した。JA助け合いの会では同施設の開所以来、構内の草取りや、自宅に眠っているタオルの寄贈などを行ってきた。感謝状を受け取った伊那地区助け合いの会の宮下孝子副会長は「日ごろの活動を表彰していただき嬉しく思う。これからも自分たちにできることは協力していきたい」と話した。
麻沼施設長は「開所当時から変わらない自然豊かで過ごしやすいこの場所で、これからも地元の食材を使ったおいしい食事や、安全な生活空間を提供していく。また、利用者の今ある身体の機能を最大限に維持しながら、その人らしい生活を送れるよう職員一同取り組んでいく」と意気込んだ。

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