中生りんご「シナノスイート」出荷開始

JAみなみ信州
出荷が始まった「シナノスイート」
出荷が始まった「シナノスイート」

JAみなみ信州は30日、同JA松川インター選果場で「シナノスイート」の出荷を始めた。同JAりんごの中でもサンつがる、サンふじに次いで3番目に取扱い量が多い同JA中生りんごのメイン品種。昨年より3日早いスタートとなったこの日は、松川町・高森町・豊丘村・飯田市内から集まった217コンテナ、およそ3.3トン(1コンテナ15kg)のを選果し直売所、中京方面の市場へ出荷した。
今年は7~8月の高温で日焼けが心配されたものの、雨が少なかったことから糖度が高く甘い仕上がり。収穫前に気温が下がったことから色付きも進んでいる。同JA営農部によると今年の出荷を27,000ケース(1箱10kg、前年比90.2%)と見込み関東と中京、関西方面の市場へも出荷していく。10月中旬に出荷ピークを迎え、10月末までの出荷を予定している。
同JA営農部果実柿課りんごチーフの今井悠哉技術員は「いよいよ中生りんごのスタート。今年は甘くおいしいりんごに仕上がっているので多くの方に食べてもらいたい」と話した。
このあと10月中旬からシナノゴールド、10月下旬からぐんま名月、11月上旬から主力のサンふじへとりんごリレーが続く。

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