JA信州諏訪花き専門委員会花まつり2023初開催 信州諏訪の花に親しみ、ふれあう1日

JA信州諏訪
集まった花材でフラワーアレンジメントを制作し、信州諏訪の花をPR
集まった花材でフラワーアレンジメントを制作し、信州諏訪の花をPR

JA信州諏訪花き専門委員会は9月30日、富士見町の多目的広場「ゆめひろば富士見」で、花きPRイベント「JA信州諏訪花き専門委員会花まつり2023」を初めて開いた。花きの展示、ワークショップ、SNSプレゼント企画など多彩な催しを用意。大勢の人が訪れ、信州諏訪の花に親しみ、ふれあうひとときを過ごした。
花き卸売市場「株式会社名港フラワーブリッジ」(愛知県)、種苗会社「イノチオ精興園株式会社」(広島県)「TSメリクロン株式会社」(山梨県)の協力のもと開催。「地域住民に信州諏訪の花をもっと知っていただきたい」「花き市場や業者との交流を通して、会員が自分の栽培した花の活用方法を学ぶ機会としたい」という思いで準備を進めてきた。
イベントに使う花は、会員へ事前に提供を募った。カーネーションやきく、スターチス、などJA信州諏訪を代表する15品目50種類以上約1000本が集まった。
当日は、迎弘樹副委員長、同市場の浅野光寿課長がイベントの進行を務めた。会員の名取保美さん、金子利美さん、三井静明さんがステージに登壇し、栽培にかける思いや信州諏訪の花の魅力を来場者に訴えた。また、生花店担当者5人がブーケやフラワーアレンジメントを制作。ブーケは同委員会委員や、生花店担当者による「花のじゃんけん大会」で勝ち進んだ30人に贈った。手のひらサイズの花器にピンクや紫、黄色のドライフラワーのスターチスを挿して「きのぴー」を作成するワークショップや、ビニールプールに浮かべた花を金魚すくい用ポイですくう「花すくい」も人気を集めた。
さらに、SNS企画として来場者に当日の花を撮影した写真をFacebook・インスタグラムに投稿してもらい、注目を集めた投稿者3人に後日、諏訪の名産品を贈る計画だ。
来場者の女性は「地元で栽培された花を堪能できて楽しい1日だった」と話していた。
JA営農部の土橋奈穂子さんは「信州諏訪の花は普段、市場出荷されているため、地域の皆さんはあまりなじみがないかもしれないが、多くの品目を高品質栽培する全国に誇れる産地。イベントを通して多くの人に知っていただき、応援してもらえたらうれしい」と話している。

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