トルコギキョウ 生産者リレーで本格化

JAグリーン長野
出荷物を見ながら情報を共有するトルコギキョウ生産者
出荷物を見ながら情報を共有するトルコギキョウ生産者

JAグリーン長野花き部会トルコギキョウ専門部で10月初旬、抑制作型の「トルコギキョウ」の出荷が本格化する。抑制策型は9人の部員間で出荷時期をリレーし、9月から11月の冠婚葬祭需要に即して出荷。県外の市場へと約7万本を出荷する見込みだ。
出荷本格化に合わせて9月25日には、ほ場巡回を27日には長野市篠ノ井の東部青果物流通センターで目揃い会を行い、生育状況や品質、出荷時期を確認。目揃会には部員8人と検品を担当する職員6人が出席し、出荷時の注意点を確認した。9月下旬以降、気温が下がるなか、開花も遅くなってきていることから、10月半ばまでは開花輪数を3輪に、以降は2輪半開花の状態で出荷するなど、気温に応じて収穫のタイミングを変えることを営農技術員が説明。また、気温の変化により花にシミが発生することもあるため、選別とハウス内の温度管理に注意するよう要請した。
また、JA・花き部会では長野農業農村支援センターと連携し、開花・出荷の最盛期に合わせて「トルコギキョウ見学会」を10月に開催予定。品質の良いトルコギキョウを見てもらいながら、新規の栽培者を募り、鋭意の出荷と、産地拡大に努める考えだ。

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