JA信州諏訪は9月、管内のJA施設3会場で台湾料理講習会を開いた。台湾家庭料理研究家の王崇娟さんを講師に招き、初めて実施した。王さんの調理実演や、受講生による実際の調理を通して本場の台湾料理を学んだ。
今回は、王さんの料理教室に参加する人から「台湾料理を広めたい」という話を受けて実現。
富士見町ブロックは9月8日、役員9人が参加して富士見町の富士見グリーンカルチャーセンターで行った。「ダージーパイ」「台湾カステラ」「キャベツの和え物」を作った。「ダージーパイ」は、醤油やにんにくなどで味付けした鶏肉にタピオカ粉をまぶして揚げる料理。「台湾カステラ」はふわふわ食感の生地が楽しめるデザートだ。
女性料理玉川教室は9月12、26日、受講生計28人が参加して茅野市の玉川研修センターで行った。「ルーローファン」「冬瓜と干しエビのスープ」「ココナッツミルクムース」を作った。「ルーローファン」は台湾料理定番の煮込み豚かけご飯。「冬瓜と干しエビのスープ」はショウガやネギを使った体が温まるこれからの時期にぴったりの一品だ。
受講生は、王さんから調理の説明やポイントを聞き、3~5人のグループごと調理を行った。
富士見町の野中初枝さんは「台湾料理は難しそうだと思っていたが、台湾カステラなど、家にあるもので作れる料理もあることがわかり、大変勉強になった」と話していた。