小学生が稲刈り体験 地域住民・JA関係者が支援

JA信州諏訪
JA役職員に見守られながら稲刈りを行う児童
JA役職員に見守られながら稲刈りを行う児童

JA信州諏訪管内の小学校5年生が9月、稲作体験を行う田んぼで稲刈りを行った。児童は、地元組合員やJA役職員に教わりながら稲刈り鎌を使った手刈り、はぜ掛けをした。
同月中は、岡谷市の長地小学校、岡谷田中小学校、茅野市の金沢小学校、諏訪市の豊田小学校で実施。お米ができる過程や農家の苦労を学ぶことを目的に、全校で昔ながらの手作業での稲作を経験している。
長地小学校5年生84人は9月14日、同校近くの田んぼで実施。JA関係者8人、松本山雅FC元選手の片山真人さんが支援した。
5年2組の小松隼輔くん(11)は「頑張って収穫したので、甘くておいしいお米になってくれるとうれしい」と話した。
岡谷田中小学校5年生68人は9月21日、同校敷地内の田んぼで実施。JA関係者9人、片山さんが支援した。
5年1組の上條耀介くん(10)は「けがに気を付けながら安全にできた。お餅つきが楽しみ」と話した。
金沢小学校5年生19人は9月25日、学校近くの田んぼで実施。地域住民、JA関係者15人、片山さんが支援した。
5年生の上茂桜萊さん(11)は「初めは難しかったけど、慣れてくると楽しくできた。皆できれいに刈れてよかった」と話した。
豊田小学校5年生56人は9月26日、同校近くの田んぼで実施。地域住民、JA関係者11人が支援した。
5年2組の萬谷美夏さん(11)は「うまく刈れるようになってよかった。精米したらたくさん食べたい」と話した。
10月2日には諏訪市の四賀小学校で実施する予定。その後、各校で脱穀を行う。

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