食農教育授業を受け入れる 軽井沢中部小学校食農教育

JA佐久浅間
集出荷所の役割について説明を聞く児童
集出荷所の役割について説明を聞く児童

JA佐久浅間あさま東部営農センター軽井沢事務所は9月15日、軽井沢町の軽井沢中部小学校5年生71人の食農教育授業を受け入れた。
同事務所では軽井沢農産物をPRしようと地元生産者と協力して毎年、県内外の小学校等の施設見学や収穫体験を受け入れている。
施設見学では、JA軽井沢野菜集出荷所で出荷されるまでの流れを説明。生産者が収穫した野菜を真空冷却装置に入れる理由や大型冷蔵庫に実際に入り、鮮度を保ち高品質な野菜を出荷することについて学んだ。児童からは「施設では何人働いていますか」「野菜の値段はどうやって決まるの」などの質問があった。また、JAが農業用ドローンでの農薬散布などで協力している(株)フォレストリンクによる農業用ドローンの飛行実演を見学した。
収穫体験では、軽井沢事務所野菜部会の荒井芳光さん(39)の圃場でキャベツを収穫した。荒井さんは「体験を通じてたくさんの子供たちに生活に欠かすことができない農業の大切さを感じてもらえればうれしい」と話している。
同JAでは、管内の小・中学校と連携し、施設見学や授業などに講師を派遣し、次世代への食農教育に力を入れている。

MENU