親子青空教室 実りの秋を実感

JA上伊那
はざかけに挑戦する児童
はざかけに挑戦する児童

JA上伊那美篶手良支所は食農教育「親子青空教室」に取り組んでいる。9月16日には第6回の授業が開かれ、伊那市美篶公民館近くに借りた水田で収穫作業を体験。手作業で稲を刈り取り、束にしてはざにかけた。
次世代を担う子供たちに「作るよろこび」「共同する心」「命の大切さ」を養ってもらうことを目的に、伊那市美篶地区の公民館や青少年育成会と協力して毎年開いている。今年は親子21組が年8回の授業を通して、さまざまな収穫体験や収穫後の加工体験を経験し、農業の面白さや大切さ、収穫の楽しさを学んでいる。
当日は親子16組が参加。5月の授業で田植えをした約6アールの水田の稲刈りをした。参加者の中には学校などで体験したことがある児童も多く、鎌を使って楽しみながら稲刈りをした。刈り取った稲は10束ずつまとめ、落ちないように気を付けながらはざにかけた。
参加した児童は「稲を刈るザクザクした感じが楽しかった。束にした稲は重かったけど、しっかりかけられた」と話した。

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