「誰一人取り残さない」という思いを胸に、フードドライブ活動実施

JA信州うえだ
集まった食品を社会福祉協議会職員へ手渡す久保部長
集まった食品を社会福祉協議会職員へ手渡す久保部長

JA信州うえだ女性部では、SDGsについての学習活動と、その実践活動の一環として「フードドライブ」の実施に取り組んでいる。
同部では2020年7月、当時の3カ年プラン内で実施を掲げた「フードドライブ」の実施を目指し、地域でフードドライブ活動を行う団体を講師に研修会を開催。地域の現状やフードドライブ活動の目的、地域で果たしている役割を学び、同部の久保町子部長が「今日聞いたお話を活かして私たちもできることをしましょう」と声を上げ、研修や会議に合わせて、フードドライブ活動を実施することを決めた。以来、各支会の会議や活動の際に、部員が缶詰や乾麺などの食材を持ち寄り、「フードドライブ」活動を続けている。
9月5日には、8月下旬に行った「リーダー研修」の際に集まった米、乾麺、調味料、缶詰などおよそ120点を、久保部長が上田市社会福祉協議会へ届けた。
久保部長は、「子どもたちへの思いの表れか、お菓子を持ってくる方もたくさんいます。よりよい地域にするため、『誰一人取り残さない』という思いを胸に、自分たちができる活動を続けていきたい」と話した。

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