農機具を安全に使い活用を 女性部で講習会

JAみなみ信州
講師の説明を熱心に聞く参加者ら
講師の説明を熱心に聞く参加者ら

JAみなみ信州女性部豊丘支部は5日、JA豊丘支所近くの圃場で農機具取扱い講習会を開いた。日頃自身や家族が使う農機具の安全な取り扱いを改めて学び農作業事故を防ぐ目的で開催。部員に参加を呼びかけたところ、果樹農家を中心に10人が参加した。草刈り機のほか同支部の原美恵子支部長の提案で管理機の取扱いについても講習を行った。
同講習会では同JAグループ会社の(株)オートパルいいだみさと農機センターの原和幸担当が草刈り機や管理機の安全な使い方や手入れの方法、注意点などを説明した。参加者らは実際に農機具を動かしながら講師の説明を聞き、質問を交えながら熱心に受講した。
普段から草刈り機を使用するという原支部長は「改めて農機具の安全な使い方を学ぶことができてたいへん参考になった。主人に作業してもらうのを待っているだけではなく、自分も草刈り機を使うことがあるので安全に使って作業を頑張りたい。今日学んだことを部員の皆さんで共有しながら農作業でもさらに女性が活躍できるきっかけになったらうれしい」と話した。
講師を務めた同社の原担当は「農機具は危険なものではなく、正しく使えば農作業の強い味方となります。農作業事故が発生しないよう注意しながらしっかりと活用してほしい」と話した。

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