なかよし保育園秋野菜定植

JAみなみ信州
青年部員と一緒に野菜の植え付けをする園児
青年部員と一緒に野菜の植え付けをする園児

JAみなみ信州青年部第1ブロック上郷班メンバー5人は13日、飯田市上郷のなかよし保育園年少・年中・年長園児およそ100人と同園近くの畑で秋野菜苗の定植を行った。コロナ禍で行事が思うようにできない中、子どもたちがのびのびと活動できることをしたいと始めた取り組みは同JA上郷支所も協力し今年で3年目。
この日はキャベツやハクサイなど5種類の苗植えとダイコンなど3種類の種まきを行った。事前に班員が準備したマルチを張った畝に穴をあけ、植え付けた苗に丁寧に土をかぶせた。班員らは「大きな野菜に育つようにしっかり土をかけてね」などと声をかけながら園児の作業を手伝った。植え付け後は「おいしくなーれ」と元気よく声をかけながらたっぷり水をあげ、30分ほどで作業を終えた。
同班の久保田壮一代表は「子どもたちとのふれあいで毎回元気をもらっている。野菜の植え付け体験を通じ農業に少しでも興味をもってもらえれば」と話した。
年長児担任の初崎知香先生は「自然や土に触れる機会が減っている中、子どもたちは青年部の皆さんとも仲良くなり楽しく野菜作りを行っている。地域の協力に感謝し子どもたちと一緒に収穫までの過程を楽しみたい」と話した。
今後は年長児が水やりを担当し年少児以上の園児で成長を観察しながら育てていく。収穫した野菜は同班メンバーを招き収穫祭を開催し一緒に味わう予定。

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