秋野菜出荷最盛期に向けて 荷造り査定会

JA佐久浅間
規格を確認する生産者
規格を確認する生産者

JA佐久浅間は秋野菜の本格出荷を前に、8月25日から9月15日にかけて、管内7カ所で荷造り規格査定会を開いた。JAでは冷涼な気候を生かして、ハクサイやレタス、キャベツ、ブロッコリーなどの高原野菜を生産。2023年度、販売目標110億円達成を目指す。
11日には御代田町のJA小沼予冷庫で、生産者や市場担当者、JA関係者ら約70人が出席し、秋作のブロッコリーやレタス、キャベツなどの規格や荷造りを確認。JA全農長野の担当者が秋野菜の販売情勢を報告した他、市場担当者が「夏でもとても良い品質だった。今後も適期収穫を心掛けて出荷してほしい」と激励した。
JA担当者が目ぞろえのポイントとして、出荷上の基本事項や量目、選別基準などを説明した。安全・安心の取り組みとして、防除器具の使用前後の洗浄や農薬散布時の飛散防止として、周辺作物や風向き、風の強さなどの状況を把握し、散布に気を付ける事などの徹底を呼び掛けた。
同JA小沼野菜部会の奥田亮部会長は「厳しい栽培環境ではあるが、部会員みんなで高品質な野菜を出荷したい」と話している。

MENU