秋を演出する観賞用トウガラシ スタート

JAみなみ信州
出荷最盛期を迎えた観賞用トウガラシ
出荷最盛期を迎えた観賞用トウガラシ

JAみなみ信州総合集荷販売センターでは観賞用トウガラシの出荷がピークを迎えている。観賞用トウガラシは同JA重点品目のひとつで現在55人の生産者が栽培している。オレンジの他ブラウンなど秋らしい色合いで日持ちが良く、コロンとした形がかわいらしく秋口の実物として人気がある。
同JAでは省力的で果樹や野菜の園地の空いたスペースでも栽培ができるとして、果樹や野菜の生産者や土日農業・副業としても栽培をすすめている。またハロウィンの時期の需要が高いことから10月末まで出荷ができるよう試験栽培もしている。
今年は高温乾燥が続き丈の確保が難しく着色も例年より早くなっているものの、今年度の出荷を22万本(前年21万5,910本)と見込み、10月末頃まで主に東京・関西方面の市場へ出荷する。
同JA営農部農産課の塚平涼係長は「秋に向けて需要が高まる実物のスタート。初めての花き栽培や、空いている園地の活用としても取り組みやすいオススメの品目なので栽培もぜひ検討してもらいたい」と話した。

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