風味豊かな「ゴボウ」の収穫が始まりました

JA松本ハイランド
ゴボウの規格と品質を確認する塩原さん(右)
ゴボウの規格と品質を確認する塩原さん(右)

JA松本ハイランド管内でゴボウの収穫作業が最盛期を迎えている。
9月8日、同JA山形支所野菜集荷所には、7名の農家から587ケースのゴボウが持ち込まれ、手際よくトラックから降ろされ、規格ごとに丁寧にパレットに並べられていた。この日、ゴボウを出荷したJA松本ハイランド根菜部会ゴボウ専門部副部長の塩原明さんは、出荷物の中から抜き打ちで検査する同集荷所の検査員と、品質と規格を守っているかの確認を行った。
塩原明さんは「この辺りでは、日照りの続いた年は「照りゴボウ」と呼んで、特に風味があっておいしいと言われている。暑い夏で農家は大変だったが、ゴボウにとっては良い年になった。皆さんにはぜひ、猛暑で疲れた体に、豚汁や炊き込みご飯でたくさん食べてほしい」と笑顔で話した。
同JAでは、27名の生産者が6.5ヘクタールを作付けし11月末までに1万4200ケース(1ケース10キロ)の集荷を計画し、主に長野県の市場を通じて、県内の量販店や直売所の並ぶ他、一部は北陸地方へも出荷される。品質が高く風味が良いことから高い市場評価を受けている。

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