はつらつ大学で松本の歴史学ぶ 炭をつかったプチ工作も

JA松本ハイランド
工作する受講生と見守る小瀬さん(右)
工作する受講生と見守る小瀬さん(右)

JA松本ハイランドが高齢者の生きがいづくりや仲間づくり、健康づくりを目的とした学習の場として開講する「はつらつ大学」は8月22日、今年度第4回目となる講座を松本市のJAグリンパルで行い、受講生23人が参加した。
今回は「松本の善光寺街道」と題し、善光寺街道協議会会長の小瀬佳彦さんが登壇。小瀬さんはあいさつで「今日の講座をきっかけに、松本には善光寺の街道と宿場町がたくさんあることを知り、善光寺を身近に感じてほしい」と話した後、松本市の中で、善光寺街道の宿場町として栄えた地域の建造物や石碑のほか、善光寺の歴史などを中心に解説。「身近にある歴史の大切さ」と「善光寺と松本の関係性」を受講者に伝えた。
講座後のプチ工作では、小瀬さんが手作りした剪定木の炭とモミジバフウの実を使用し、脱臭炭の飾りの工作を行った。コップに、炭とビーズを使った目や髪飾りを付けたモミジバフウの実のマスコットを入れて飾るもの。飾った部屋の除湿や消臭効果が期待できる。受講者はモミジバフウの実に目を付ける作業に苦戦しながらも、楽しみながら制作をすすめた。
受講者は「松本や善光寺がまた違って見えるような学びを得ることができてよかった」「モミジバフウの飾りは簡単に可愛らしく作ることができるので、家族にも教えたい」と話した。次回は葬儀セミナーと写経体験を行う予定だ。

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