シャインマスカット出荷最盛期 天候にも恵まれ最高の仕上がり

JAみなみ信州
出荷の検品・格付け作業をするJA職員
出荷の検品・格付け作業をするJA職員

JAみなみ信州ではぶどう「シャインマスカット」の出荷が最盛期を迎えている。14日、下伊那郡豊丘村の同JA総合集荷販売センターでは管内全域から1,158ケース(1ケース・5kg)のシャインマスカットが持ち込まれ職員が格付けや検品など出荷作業に追われていた。
今年度は適度な降雨と日照でぶどう栽培にとって好天が続いており、糖度も高く順調な仕上がり。同JAでは今年度のシャインマスカットの出荷を30,000ケースと見込み、県内や関東、関西の市場をメインに10月中旬まで出荷していく。
高品質な生産で“選ばれる産地”を目指す同JAぶどう部会では、雨よけ栽培の導入や、反射シート活用による品質向上・早期出荷に部会全体で取り組んでいる。同JAのぶどうは市場評価も高く、同JA高品質ブランド「輝房」の認知も広まり引き合いも高い。シャインマスカットを中心に台湾やタイなどへ輸出も行っていく計画で、今年はぶどう全体で8トン(1,600ケース・前年度980ケース)の輸出を見込んでいる。
同JAぶどうチーフの山岸亜樹良技術員は「今年は天候にも恵まれ最高の出来。生産者の皆さんの日々の丁寧な管理によって作られる高品質なJAみなみ信州のぶどうをぜひ多くの方に味わってもらいたい」と話した。

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