JA信州諏訪農業祭4年ぶりの開催 各会場多くの人でにぎわう

JA信州諏訪
農業祭で地元農産物を買い求める人
農業祭で地元農産物を買い求める人

JA信州諏訪農業祭が9月2日、岡谷市会場を皮切りに各地で開かれている。コロナ禍の影響で4年ぶりの開催。新鮮野菜や果物の販売、組合員向け福引抽選会、女性部や青壮年部コーナーなどさまざまなブースを設置。会場ごとに工夫を凝らし、多くの人に来場を呼び掛けている。
岡谷市会場は「岡谷農業フェスティバル2023」と同時開催。開会式終了後、セルリーやブロッコリー、キャベツなどの野菜販売コーナーは長い列ができ、地元農産物を買い求める人でにぎわった。女性部コーナーでは部員手づくりの「甘納豆おこわ」「カレーピラフ」、信州産牛乳消費拡大運動として「牛乳」「ミルメーク」の無料配布を行った。また、松本山雅FCミニトークショーを開き、元選手の片山真人さん、飯田真輝さんが出演。JAの依頼で毎年参加している地元小学生との稲作体験の思い出や同FCのPR、子どもから寄せられたサッカーに関する質問に答えるなど、会場を盛り上げた。JA岡谷支所主催の「SDGsクイズ」も行い、正解者3人に片山さんと飯田さんのサイン色紙や同FCオリジナルグッズを贈った。
諏訪市会場は9月9日、農業祭で初めて「アルパカふれあい体験コーナー」を設置。アルパカ2頭を目当てに多くの人が集まった。また同日の下諏訪町会場ではわなげや女性部の『ちゃぐりん』掲載「ペットボトル空気砲」工作ブースの子供向けコーナーなどが人気だった。
下諏訪町会場に訪れた女性(33)は「どのコーナーも賑わっていて元気をもらえた。新鮮な野菜をたくさん買えたので家族皆でおいしく食べたい」と話していた。
今後の茅野市会場では消防車や救急車など「働く車大集合」、原村会場・富士見町会場では「それいけ!アンパンマンショー」ほか多くの催しが予定されている。

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