トルコギキョウ立毛品評会審査会 管内11戸のトルコギキョウを審査

JA上伊那
栽培状況を見て採点する出席者
栽培状況を見て採点する出席者

JA上伊那は9月5日、トルコギキョウの立毛品評会審査会を開いた。同JA職員やJA全農長野の職員など15人が出席。出品のあった管内11戸のトルコギキョウを審査した。
立毛品評会は栽培技術の平準化や品質向上などを目的に毎年開催。トルコギキョウの他にもアルストロメリアやスターチスなど品目ごとに審査を行い、3月に開かれる同JA花き部会の総会にて表彰する。
上伊那のトルコギキョウの出荷はオリジナル品種が約8割を占める。今年は猛暑だったことから7月まで平年より生育が若干遅れていたが、盆過ぎあたりから前進傾向となっている。また、草丈も若干短い傾向が見られている。現在、出荷はピークを迎えている。
審査会は秋の彼岸に合わせて生産する農家が多いため毎年この時期に開催。審査員は出品圃場へ出向き、草姿や管理、病害虫の状況を確認し100点満点で採点した。今年はラベンダー色の「しずく」やパステルむらさきの「八重雷鳥」の出品が多かった。
同JA営農経済部園芸課の五味雅巳花き係長は「出品されたトルコギキョウは草丈もありどれもいい品質だった。特に病害虫の発生は確認できなかった」と評価した。

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