おやきづくりを改めて学ぼう

JAグリーン長野
具を包む作業に挑戦
具を包む作業に挑戦

JAグリーン長野女性部更北総支部は9月12日、長野市小島田町の農産物直売所「おいでや小島田」(JA旧小島田支所)で、「おやき講習会」を開いた。伝統食の「おやき」を改めて学ぶことが目的。おやき販売を手掛けるおいでや小島田の女性部員3人を講師に7人がおいでや小島田のおやき製法を学んだ。
この日作ったおやきは「なす」「玉ねぎ」「あんこ」の3種類。女性部員は講師に教わりながら、なすの皮をむいて甘みそを挟み、油を手に付けて生地を取り、生地の厚さが均等に、また、穴が開かないように慎重に包んだ。部員は、それぞれに家庭での作り方なども情報共有。部員の一人は「おばあちゃんは作っていたが自分ではおやきづくりの経験がなかったので、ぜひ今度は家でも挑戦してみたい」と手ごたえをつかんでいた。中村泰子総支部長は「ほかの地域から越してきた方や、作り方をおばあちゃんから教わらなかった方もいらっしゃるとのことで、おやきを販売している方から、改めておやきを学べる機会になって良かった」と感想を寄せた。会場で出来立てを味わうとともに、それぞれ部員が持ち帰り、家庭で地元の手作りおやきの味を堪能した。

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