郷土食を身近に

JA佐久浅間
実演を見る生徒
実演を見る生徒

JA佐久浅間は9月7日、佐久市立野沢中学校からの要請で、おやきづくりの講師を派遣した。1年生が総合的な学習の一環で取り組む「ふるさと学習」コースの一つ。郷土食の理解を深めてもらおうとJAの生活指導員と女性会公認グループ「結いの会」会員が毎年、作り方を指導している。
同会員が、生地作りから具材の包み方、蒸すまでを実演。切り干し大根とじゃがバターの2品を調理した。「練った時の生地の固さが重要。柔らかいと手についてしまう。うどんの生地が理想だ」など、作り方のこつをアドバイスした。
生徒は「食べるのも作るのも初めてだったが上手にできた。作り方が分かったので家でも作りたい」と話していた。
指導した同会の松本美智子さんは「おやきはその家や地域などで作り方や好みが違う。色々な味を食べ歩いて気に入ったおやきを作って食べてほしい」と話した。

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