SDGsを仲間と学び合う 今後の女性部活動へ活かそう

JAみなみ信州
仲間と協力してプロジェクトに取り組む参加者ら
仲間と協力してプロジェクトに取り組む参加者ら

JAみなみ信州女性部は8日、飯田市鼎の同JA本所で地域や支部を超えて楽しみながら学び合い仲間づくりを行う「女性セミナー」を開き、各支部から54人が参加した。今回はSDGsについて理解を深め今後の女性部活動に活かそうと計画した。
今牧由紀子部長は「このような学びの場や女性部活動を通して仲間づくりを行うことが豊かな暮らしにつながると思います。今日学んだことや気づいたことをまずはご家庭へ、そしてグループや各支部へ広げていってほしい。女性部としてもSDGsを意識し、できることから少しずつでも取り組んでいきたい」と話した。
同セミナーではJA長野中央会総務企画部の青木孝美さん(2023SDGs公認ファシリテーター)を講師に2030SDGsカードゲームを行った。2~3人のグループで与えられた時間とお金を使ってプロジェクトに取り組み、2030年までの目標達成を目指しながらSDGsを体感するもの。部員らはなかなか思うようにいかない中、協力や助け合いが必要であることに気づき行動したことで目標をクリアするチームもあり、全体で振り返りを行いながらSDGsとは何か、なぜ必要なのかを学んだ。
参加した松川支部フレッシュミズグループ(Pine)3の水野さやかさん(49)は「助け合うことの大切さを改めて感じた。今日のゲームをクリアすることが目的ではなく、これをきっかけにして行動することが大切だと思った。まずは生活やフレミズ活動それぞれに目標をつくることからはじめたい」と話した。

MENU