大きく育って、秋野菜の種まき、親子ふれあい農業塾

JAグリーン長野
高校生(講師)に教わり小さな種をまく参加者児童
高校生(講師)に教わり小さな種をまく参加者児童

JAグリーン長野が長野県更級農業高等学校と連携して開く「親子ふれあい農業塾」で9月9日、長野市篠ノ井のほ場で秋野菜の種まきをした。小学生とその保護者10組が参加。参加者は区画に分かれ、高校生を講師に、畝立て、「ダイコン」「カブ」の種まき作業を進めた。畝立て・種まき作業は春のジャガイモ・エダマメの定植以来2回目。児童は、講師に教わりながら、鍬を持ち、土を盛ったり、畝の土を手で細かく崩したりなど、積極的に作業を進めた。ダイコンとカブの小さな種に、児童は「すごく小さくて取り(掴み)ずらい」「ちゃんと育つかな」と口々に話しながら、高校生と力を合わせて、植穴に3粒程度を播種。覆土し、丁寧に水をやった。高校生は「前(春)に比べて、積極的に畝を立ててくれて、途中で飽きずにやってくれてとても嬉しかった」と話すとともに、「子どもたちが分かるように、専門用語を使わず、できるだけ分かりやすく伝えるように工夫できた」と児童と本人それぞれの成長を感じていた。間引きや草取り、水やりなどの作業は、各家庭で行い、多量・品質の良い野菜の収穫をめざす。

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