納涼祭で笑顔溢れる 福祉活動で地域にあんしんを

JAあづみ
催しを楽しむ利用者
催しを楽しむ利用者

JAあづみが運営する通所介護事業所(=デイサービス)“あんしんの里南穂”は8月下旬、安曇野市豊科南穂高の同JA南穂高ふれあいセンター敷地内で納涼祭を開いた。初めての試みで同施設の利用者らは催し物を楽しみ、笑顔が溢れた。
同JA女性部員や地区理事が運営に協力。ヨーヨー釣りや縄投げ、綿あめなどを参加者が巡るスタンプラリー形式で開催。また、交流のある豊科北中学校の生徒も訪れ、施設の畑で採れた13キロのスイカ割りなどを楽しんだ。
同JAは2022年4月、同市豊科のJA本所構内にあった指定訪問介護・指定居宅介護支援事業所や総務開発事業部福祉課をセンター内に移転。構内には「あんしんの里 南穂高」などがあり、介護・福祉拠点を集約することで居宅介護支援・介護予防、生活支援が一体的に提供できる地域包括ケアシステムを構築した。
2022-2024 3カ年計画に福祉活動による地域の活性化を掲げ取り組んでいる。納涼祭もその一環でその他にも高齢者の生きがいづくり創出のための営農教室や福祉専門職による月1回の福祉相談会などを実施している。
総務開発事業部福祉課の越原範子課長は「地域の方々に福祉の拠点としてPRするため企画した。福祉事業の取り組みを広く発信し、多くの方々に利用いただきたい」と話した。

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