池田町青木原で醸造用ブドウ収穫始まる/出来は上々

JA大北
白ワイン用のソーヴィニョン・ブランを収穫する組合員ら
白ワイン用のソーヴィニョン・ブランを収穫する組合員ら

池田町渋田見の青木原果樹園で3日から、醸造用ブドウの収穫・出荷作業が始まった。同園は1988年に遊休化していた桑園を有効活用するため農村地域農業構造改善事業を行い、果樹団地としてワイン用加工ブドウの生産を始めて35年目を迎えた。
3ヘクタールの同園で栽培に取り組む、青木原果樹生産組合(立野泰組合長:11人)が、白ワイン用ブドウ「ソーヴィニョン・ブラン」「シャルドネ」や、赤ワイン用の「ピノ・ノワール」などを栽培している。立野組合長は「今年は気温が高く 雨も少なかったことで粒は小さめだが糖度は高く品質もいい」と話し、上質なワインへの仕上がりに期待を込めた。
3日の作業には同組合員11人が参加。2人一組となってハサミで粒のそろった房をひとつひとつ丁寧に枝から切り離し、コンテナに入れていた。
収穫したブドウはJA大北を通じ、安曇野市の(株)あづみアップルスイス村ワイナリーに出荷されワインに醸造される。

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