新米シーズン到来 JA松川支所ライスセンター稼働準備

JAみなみ信州
あいさつをする木下稔理事
あいさつをする木下稔理事

2023年産米の収穫時期を前に、JAみなみ信州松川支所は24日、下伊那郡松川町の松川ライスセンターで今年度の事業開始に向けた事前準備を行った。この日は同JA理事、同支所職員、同ライスセンター従業員ら19人が出席し、安全講習会と設備の確認、4台のうち1台を新車に更新したコンバインの安全祈願祭を行った。
同支所営農課の坂巻勲課長は「少雨による影響が出ているところもあるが松川地区は順調に推移している。“適切な操作”と“かもしれない意識”を徹底し安全を最優先に事業を進めていく」と話した。
同JA営農部によると今年度は田植え後の朝晩の冷え込みで生育がやや遅れていたが、その後の猛暑により進み、出穂は例年より3~4日早い。作柄は良好だが高温による胴割れ粒などが心配されることから適切な水分管理を呼び掛けている。
同支所管内では例年より3日ほど早い9月5日から順次刈り取り作業を開始し、9月8日には2023年度産米の初検査を予定している。同支所では高齢者や女性も安心して持ち込みができるよう、米受け入れ業務に金融や共済担当の男性職員が当番制で応援にあたる。

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