支所協同活動でジャガイモ収穫 収穫後の喜びとその味を楽しむ

JA松本ハイランド
とれたてのジャガイモの味を楽しむ園児
とれたてのジャガイモの味を楽しむ園児

JA松本ハイランド山形支所は、支所協同活動「夢あわせ農園」の一環として山形村にある山形保育園の年長園児を対象に野菜作り体験を行っている。園児自らが野菜作りを行うことで、地元の農業や農産物に興味を持ってもらうことが目的だ。今年度は枝豆やトウモロコシ、ジャガイモ、サツマイモといった園児に人気の野菜のほか、同村の特産であるナガイモの栽培に取り組んでいる。
8月23日、同支所の職員2人が指導し、年長園児48人と5月に園児らが植えつけしたジャガイモの収穫を行った。園児は手で一生懸命に土を掘り返し、ジャガイモが見つかると「大きいのあった!」「たくさんでてきたよ」と喜びの声をあげた。また、収穫後には、苦労した後の味を楽しんでもらおうと、掘り上げたジャガイモを畑でポテトチップスに調理し、園児たちに振舞った。園児たちは、汗をぬぐいながら「パリパリでとってもおいしい!」と夢中になって食べ、苦労して掘り上げた新鮮なジャガイモの味を楽しんだ。
同支所営農生活課の小原太郎課長は「作業の苦労を感じつつも、畑で食べることで楽しかった思い出になり、農業に興味をもってもらえたら嬉しい」と話し、同園の村田明美先生は「収穫だけでなく、畑で食べることもでき、子どもたちはとても喜んでいた。貴重でいい経験になった」と話した。

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