農産物検査員に13人任命 公平な立場で検査を

JAあづみ
千國組合長(右)から任命書を受け取る勝野課長代理
千國組合長(右)から任命書を受け取る勝野課長代理

JAあづみは21日、2023年産米の初検査を前に、安曇野市豊科のJA本所で農産物検査員の任命式を開いた。
玄米・大豆・麦・ソバなどの農産物検査を行うことができる検査員には、JA営農指導員を中心に13人が任命された。代表して指導的検査員の勝野美孝さんが、千國茂組合長から辞令を受け取った。玄米の検査では、整粒や水分、品位を見ながら等級をつけていく。
千國茂組合長は「公平無私の立場で検査員としての権限や責任の重みを感じ、安曇野産米の品質を維持して欲しい」と激励した。
堀金地域営農センター課長代理で指導的検査員の勝野美孝さんは「このところ高温で胴割れ米などが発生しやすい状況。検査が難しい分、判断に迷った場合は検査員同士で話し合い厳正に検査したい」と意気込んだ。
23年産は出穂期に好天に恵まれ、例年よりも4~5日ほど生育が進み、作柄は良好。
9月7日には、任命された農産物検査員が初検査に当たる予定。23年産米は1万2780トン集荷を計画している。

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