佐久の郷土食を伝承

JA佐久浅間
あんこを包む指導を受ける教員
あんこを包む指導を受ける教員

JA佐久浅間とJA佐久浅間女性会は7月28日、佐久市立岩村田小学校で佐久教育会生活科委員会が主催する夏期研修講座「佐久の郷土食を楽しもう」に講師を派遣した。
佐久地域に伝わる郷土食やその由来を知らない教員が多く、総合学習の中で地域と繋がりを持つきっかけをつくろうと初めての試み。佐久市や小諸市、軽井沢町の教員31人が参加。炭酸まんじゅうとエゴマのおはぎ作りを体験した。
同会員がおはぎの歴史や由来、炊いた米をすりこ木で粒が残る程度につぶす「半ごろし」や生地にあんこを包みまんじゅうの形に整えるコツなどを指導した。
担当した同JA企画総務部ふれあい広報課の原田里美課長は「次の世代へ継承したい歴史、知恵などを共有したい。手に取り目で見て、鼻でにおいをかぐ体験や経験をし、子供へ繋げてほしい」と話した。
事務局の前田全俊先生は「佐久にいても知らなかった由来などを聞き再発見でき大きな収穫となった。相談できる心強い組織があり連携をとり伝承していきたい」と話す。

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