地産地消や食を考えるきっかけに 夏休み親子料理教室

JAみなみ信州
家族で協力して行った料理教室
家族で協力して行った料理教室

JAみなみ信州女性部喬木支部は2日、喬木村の同村福祉センターで夏休み親子料理教室を開いた。同支部では、地域の農業の魅力や食の大切さを伝えようと同料理教室を2015年から続けている。家族で楽しむ夏休みの思い出にしてほしいと毎年この時期に開催している。この日は定員を超える申し込みがあり、保育園児・小学生を含む家族10組24人と同支部役員4人、同JA職員2人が参加した。
この日調理したメニューは“米と牛乳の消費拡大”と“地元の野菜をたくさん使う”などをテーマに選んだ。「家の光」の掲載レシピを活用して「コロコロ夏野菜カレー」「トマトと豆腐のかきたまスープ」「簡単ドレッシングのサラダ」「ミルクもち」の4品を調理した。参加者は3グループに分かれ、支部役員のサポートを受けながら調理を進めた。子どもたちは慣れないながらも一生懸命に包丁を握り野菜を切ったり、ミルクもちを丸めたり調理を楽しみ4品を完成させた。
参加した青山新汰くん(9)は「4年前も参加したことがあって楽しかったので今回も参加した。ミルクもちを丸めるのが上手にできてうれしかった」と話した。祖母の大平広子さんは「孫と一緒に料理をすることができて良い思い出になった。メニューも初めて作るものばかりで新鮮だった。簡単にできたので家でも作って楽しみたい」と話した。
同支部の原悦子さんは「楽しく調理することで家庭でも地産地消や食についてを(トル)考えるきっかけになったらうれしい。これからも子どもたちへ食の大切さを伝え続けていきたい」と話した。
調理後はちゃぐりん2023年8月号をもとに同部員が作った「ちゃぐりんクイズ」を出題し、参加者らは楽しく学びを深めた。

MENU