親子でJA施設見学ツアー 女性大学夏休み企画

JAみなみ信州
いいだ果実選果場を見学する参加者ら
いいだ果実選果場を見学する参加者ら

JAみなみ信州は3日、同JA第14期女性大学の講座「JA施設見学ツアー」を開き、親子連れ13組26人が参加した。JAをより身近に感じながら親子で一緒に食と農について楽しく学んでもらおうと企画。同JAいいだ果実選果場(飯田市上郷)と、肉牛の生産を行う同JAグループ会社の「㈱夢ファームみなみ信州(高森町)」を見学した。参加した尾澤夏美さんは「皆でバスに乗ってツアーに出かけ、近場でもわくわくした。機械と人の手で丁寧に出荷されることを知り、JAやこの地域の農畜産物を改めて誇りに思った。今まで以上に感謝していただきたい」と話した。
同選果場では同JA営農部果実柿課の遠山実係長の案内で、同JA桃の主力品種「あかつき」の選果から出荷までの流れを見学した。参加者は忙しく稼働する施設の中で桃がひとつずつレーンを流れていく様子を見て「桃がどんどん流れていく。おもしろい」と興味深く見学した。夢ファームみなみ信州では同社の吉川浩常務が牛舎を案内した。間近で牛を見た子供たちは「牛は何を食べるの?」「牛の耳についているものは何ですか?」などと興奮した様子で質問した。見学後はランチ会を開き地元のぶなしめじをたっぷり使った「きのこカレー」と「きゅうりのまるごと1本漬け」を味わい、参加者の交流を深めツアーを満喫した。
同大学は講座を通してJAをより身近に感じてもらい地域で活躍する仲間づくりを行っている。今後も同JA女性部やフレッシュミズグループとの交流なども行い仲間づくりを行っていく。

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