盆花市 4年ぶりに対面販売

JA上伊那
盆花を買い求める地元住民
盆花を買い求める地元住民

宮田村壮年連盟とJA上伊那宮田支所生活部会は8月12日、盆花市をJA上伊那宮田支所旧資材店前で開いた。4年ぶりに対面販売で行われ、開始時間に合わせて多くの地元住民らが列をつくった。用意した花束約300束は開始から1時間ほどで完売。コロナ禍前の賑わいが戻った。
盆花市は約55年間続き、地域でも人気の行事のひとつ。花束には、同連盟が育苗し同生活部会員が育てたアスターをはじめ、持ち寄った小菊やオミナエシなど8種類の花を使用。早朝からJA職員を含む30人ほどで花束をつくり、その場で販売した。
連盟の保科厚史委員長(49)は「4年ぶりに行った対面での盆花市は大盛況となった。なくてはならない行事として、生活部会とも協力しながら今後も長く続けていきたい」と話した。
同盆花市では、当日販売のほかにも事前注文を受けた新盆用の花束47束を各家庭に配達。また、JA農産物直売所3店舗では11日から13日にかけて盆花市が開かれ、多くの来店者でにぎわった。

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