JAあづみ女性部西穂高支部の牧大根プロジェクト(代表=降籏房子)は9日、メンバーらが育てた信州青皮漬瓜を使った漬物「安曇野うんめえ漬け(贅沢漬け)」の販売を始めた。
安曇野スイス村ハイジの里やファミリーマートJAあづみ烏川店で1袋480円(税込)、130袋(=200グラム)を販売する予定だ。
「安曇野うんめえ漬け」は信州の伝統野菜「牧大根」を使ったぬか漬けや醤油漬けなどがある。本瓜を使った贅沢漬けは4年ぶりの販売。
8日、安曇野市穂高の西穂高ふれあいセンターの加工所でメンバー6人が袋詰め作業をした。2023年7月下旬に収穫した本ウリを水で洗い、半分に切って種を取り除き3日~4日醤油に漬け込んだ。その後、ウリの内側に砂糖を詰めて4日~5日冷蔵庫で寝かせ味を浸み込ませた。メンバーらは重さを量りながら袋に入れ、真空パックにしていった。
23年産は、播種後の寒暖差により生育不良が続き2回蒔き直した。不揃いなため味の調整が難しいなか、丁寧な仕立てにより塩味と甘味のバランスが良く納得の出来栄えだという。
メンバーの熊井悦子さんは「今の時期はお盆のお茶うけに最適。パリパリ食感と味の絡み合いを楽しんでもらいたい。」と話していた。