「乾燥糸こんにゃく」を使った料理教室 韓国料理のアレンジも好評

JA信州諏訪
フライパンに「乾燥糸こんにゃく」を入れ、チャプチェを完成させる部員
フライパンに「乾燥糸こんにゃく」を入れ、チャプチェを完成させる部員

JA信州諏訪女性部茅野市ブロックちの支部は8月2日、茅野市のJA玉川研修センターで「乾燥糸こんにゃく料理教室」を開いた。部員14人が参加。岡谷市の多機能型事業所「社会福祉法人つばさ福祉会 希望の里つばさ」が販売する「乾燥糸こんにゃく」を使った料理の作り方を学んだ。
女性部湖北ブロックで今年3月、同事業所の「乾燥糸こんにゃく」と乾燥ダイコン「信州切干大根」の共同購入を実施。ちの支部の部員から「乾燥糸こんにゃくは初めて知った。料理の活用法を知りたい」と要望があったことから今回初めて開いた。
「乾燥糸こんにゃく」は鍋に湯を沸かし、火を止めた後に入れて5~7分待つ。軽く水洗いして汁気を切り、好みでカットする。
レシピは「鶏とひじきの混ぜご飯」「中華風サラダ」「味噌汁」「チャプチェ」の4品。「チャプチェ」は同事業所おすすめの料理で、もとは春雨や野菜を使った韓国料理。春雨の代わりに「乾燥糸こんにゃく」を使用する。今回は下味をつけた豚肉、野菜、きのこを炒め、火が通ったら「乾燥糸こんにゃく」を入れ、オイスターソース、砂糖、味噌で調味し、できあがり。甘辛く、ご飯が進む一品となり、部員から好評だった。
教室終了後は、「乾燥糸こんにゃく」「信州切干大根」の共同購入を行い、部員17人から計41袋の注文があった。
支部長の坪坂祥子さんは「乾燥糸こんにゃくなので、保存ができてありがたい。いろんな料理に活用したい」、上原ひでみさんは「日本農業新聞で乾燥糸こんにゃくを知ってからどんな食感か興味があった。皆で和気あいあいと料理ができた」と話した。

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