若手生産者・JA信州うえだファーム研修生とJAとの交流会

JA信州うえだ
あいさつをする東部地区事業部長
あいさつをする東部地区事業部長

JA信州うえだ東部地区事業部営農課は8月4日、同JA営農課会議室(長野県東御市)で、東部地区で就農歴が浅い生産者や同JAファームで研修生として学んでいる若手とJAとの交流会を開催した。この交流会の目的は、10年後の目指す姿「持続可能な農業の実現」や「豊かで暮らしやすい地域共生社会の実現」、「協同組合としての役割の発揮」を目指し、生産者間の議論を発起しJAと共に考える場を提供した。
生産者や研修生30人とJAから10人の職員が参加した。
まず、JAから融資や自動車共済、資産運用や中古車販売まで事業の内容について紹介した。総合事業を行うJAについて理解を深め、農業生産活動や生活における事業活用方を説明。参加者からは、融資に対する担保について質問があった。
また会議終了後、農業者とJA職員との交流会が開かれ近況や農業経営について活発な意見交換がされた。
部会内での交流は今までもあったが、品目を超えての開催は無かった。
収穫時の人手をどう工面するか、施設規模や今後の経営方針などお互いに情報を交換した。また、JA職員からスマートフォンを使った農業求人サイト利用などの提案がなされた。
営農技術員の小木曽めぐみさんは、「水稲や果樹、野菜の生産者の皆さんが一堂に会する機会は中々なかった。世代交代もあり、人も変わり若い方との交流ができて良かった。特に若い女性達が元気で、お互いの圃場を訪問する約束をするなどしており、頼もしく感じた」と話した。

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