収穫作業を満喫

JAグリーン長野
高校生と収穫作業を楽しむこども(長野県長野市、8月5日)
高校生と収穫作業を楽しむこども(長野県長野市、8月5日)

JAグリーン長野と長野県更級農業高校が開く「親子ふれあい農業塾」の参加者15組は8月5日、長野市篠ノ井のほ場で、5月に定植したジャガイモと枝豆を収穫した。児童とその保護者が高校生の力を借り、移植ごてや手を使ってジャガイモを掘り、枝豆の株を引き抜くなど、収穫作業を満喫した。
今回の収穫物は、塾の時間に定植したのち、それぞれの家庭で草取りや水やりの管理作業を行ってきたもの。登校前に作業に来ていた親子は、「農家さんの苦労や、直売所に売っている野菜がとても手がかかっていることを感じた」と体感。待望の収穫に、児童は「いっぱいジャガイモが土から出てきた」「いっぱい採れた」と喜んだ。高校生も「喜んでもらえてとても嬉しい」と話し、作業のことや学校のことなどを児童やその保護者と話しながら、汗を流し、作業に打ち込んでいた。
収穫物は各家庭で持ち帰り、それぞれに楽しむ。9月には稲刈り作業を予定。JAでは引き続き、農作業体験などの機会を通じ、農業の楽しさや喜び、苦労、親しみを感じてもらう考え。

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