作業者の安心安全対策を万全に ライスセンターと水稲育苗センター合同で視察研修を実施

JA松本ハイランド
施設の安全確認を行う参加者(3日、長野県松本市にて)
施設の安全確認を行う参加者(3日、長野県松本市にて)

JA松本ハイランドライスセンター連絡協議会と水稲共同育苗施設連絡協議会は8月3日、同JA管内のライスセンターと育苗センターの視察研修会を合同で行い、各施設の組合長やJA役職員ら28人が参加した。これからの施設稼働にむけて安全衛生状況を確認することで、施設ごと安全意識を高めるとともに事故防止策を徹底し、利用者や従業員の身を守ることが目的だ。
当日は同JAのライスセンター14施設と育苗センター11施設のうち女鳥羽、東山部、寿の各ライスセンターと、女鳥羽と南部育苗センターの計5施設を視察。参加者はそれぞれ安全衛生チェックリストを使い、施設内外の整理整頓状況のほか、照明や安全標識、注意表示といった安全設備が十分であるかなどを確認した。視察後は同JAグリンパルに集合し、各施設で確認した内容を全員で共有するとともに、安全な施設利用にむけ問題点や改善点について意見を出し合った。
ライスセンター連絡協議会の吉田利幸会長は「各施設これから稼働の時期をむかえるにあたって、今回の視察や研修会で出た意見を参考に、安全対策に取り組んでいく。この研修が事故防止の一助になればうれしい」と話した。

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