品質の良さで盆花需要に応える リンドウ最盛期

JAグリーン長野
営農技術員も選別に立ち会い品質を確認
営農技術員も選別に立ち会い品質を確認

JAグリーン長野花き部会で8月上旬、「リンドウ」の出荷が最盛期を迎えている。リンドウは、長野市大岡地区の花き生産者が盛んに栽培しているもので、今年は6戸が、昨年より1日早い7月26日から、週3回、日量約50ケース(1ケース60~100本入れ)の出荷に取り組んでいる。盆花需要や彼岸花需要に即して出荷量を増やし、品種をリレーしながら7月末から9月下旬まで関東・中京・関西の市場に5万本の出荷をめざしている。
同市大岡のJA新田集荷所では8月2日、3人の従業員が「リンドウ」と「コギク」の共同選別作業を進めた。花きの共選共販体制は、同JA管内では大岡地区のみでとられている。営農技術員も立ち合い、出荷物の花の段数や草丈の状態など、品質を確認しながら、従業員と情報を共有。草丈にやや曲がりが見られるものもあることから、選別に注意を払うことを申し合わせた。営農技術員によると、日中の気温は高いものの、大岡地区は朝晩の気温は低く、色鮮やかに品質よく仕上がり、市場からの評価も良く、出荷要請も強いという。JAでは、引き続き選別・荷造り作業に注意を払いながら、品質の良い大岡・JAグリーン長野のリンドウの出荷に取り組んでいく。

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