上諏訪温泉朝市で地元農畜産物をPR セルリーとヨーグルトの試食を配布

JA信州諏訪
諏訪地域の農畜産物をPRした地元農産物消費拡大キャンペーン
諏訪地域の農畜産物をPRした地元農産物消費拡大キャンペーン

JA信州諏訪野菜専門委員会と諏訪園芸振興協議会、諏訪畜産協議会は7月23日、諏訪市の諏訪湖畔にある片倉館駐車場で開いた「上諏訪温泉朝市」で地元農畜産物消費拡大キャンペーンを行った。管内産セルリーとヨーグルトの試食各200人分を配布。多くの来場者に手に取ってもらい、地元農畜産物の新鮮さやおいしさをPRした。
両協議会の朝市出展は、新型コロナ感染拡大の影響で4年ぶり。この日はJA信州諏訪営農部の職員、事務局の諏訪農業農村支援センターの職員計6人が出席し、ブースの準備や試食の提供を行った。
セルリーは管内が夏場の生産量全国1位で、現在、露地作型が最盛期を迎えている。試食では食べやすい大きさにカットし、味噌マヨネーズ付きと諏訪農工連「早漬け一番うめしそ風味」による漬物の2種類を用意した。また、ヨーグルトは乳牛から絞った生乳をふんだんに使用した「八ヶ岳高原ヨーグルト」を1人1カップずつ手渡した。
妻・子どもと4人で来場した同市の男性(41)は「地元に住んでいるがセルリーはあまり食べる機会がなかった。とてもおいしく、子どもたちも喜んで食べてくれた」と話した。
営農部の三浦一英係長は「4年ぶりだったため今年は試食のみだったが、『セルリーを買いたい』という来場者の声があった。来年からは販売も再開していきたい」と話した。
諏訪農業農村支援センター農業農村振興課の田中登美雄副参事兼課長補佐は「さまざまな商品が価格高騰しているなか、牛乳は値上げ幅が少ない。酪農家を支援するため、積極的に牛乳・乳製品を飲んでほしい」と呼びかけている。

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